木造アパートを建てる時の「平均的な坪単価」

 

木造アパートを建てる時の「平均的な坪単価」についてです。

 

 

結論から言いますと

 

 

が相場です。

 

 

ただ、これは単なる基準相場であって、
必ずこの価格になるというわけではありません。

 

 

坪単価が変動する要因

 

例えば下のような理由で、坪単価が変動していきますね。

 

人気があるグレードが高い設備を導入する場合

 

賃貸アパートで人気の、

 

などの良い設備を入れて建築していくと、坪単価もどんどん高くなっていきます。

 

もちろん良い設備を入れると、家賃も高く設定できますので、
坪単価が上がっても、より利益が増えることも多いです。

 

よく損益をシミュレーションして導入を決められれば良いと思います。

 

 

また、同じ木材であっても国産の木材であるのか
それとも海外から輸入した木材であるのかで費用は異なってきます。

 

 

土地の状況によって追加コストがある場合

 

アパートを建てる土地の現地調査をおこなってみないと
具体的なコストを計算することが難しいという場合もあります。

 

土地によっては当初の見積もりよりも追加コストがかかり、
坪単価が上がる可能性があります。

 

 

例えば、アパート建築で資材の木材が必要になる場合には、
木材等の資材の運搬経路を確保しておかなくてはいけません。

 

しかし、肝心の運搬経路がなかったり、一時保管する所が無い土地の時には
坪単価に含めて、この経路分の確保のための費用も、計算に入れなくてはならないこともあります。

 

 

地盤改良工事が必要な場合

 

必ずしも坪単価に含まれる訳ではありませんが、
現地調査をおこなって「地盤改良工事」をしなくてはならないと判った場合には、
「地盤改良工事分の費用」も必要になりますね。

 

アパートの本体費用や坪単価とは別見積もりで、
地盤改良工事費用という名目になる場合が多いとは思いますが、
アパートを建てるあなたからすると、
トータルの建築費用は上がる場合があります。

 

 

 

まとめ

 

上のとおり、木造アパートを建てる平均的な坪単価の基準は、

 

だと思いますが、この記事に書いた理由から
「必ずこの価格に収まるわけではないということに注意」しておいてください。

 

 

正確には、
あなたが建てたいと考えている土地や条件を工務店さん等に伝えて、
新築アパートの建築費や坪単価を見積もってもらうことになりますね。