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アパートの間取り例には、どんなものがあるの?

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アパート投資を考える場合、『間取りをどうするべきか』は客付けに大きく影響し、
物件取得の投資金額にもダイレクトに関係して来るので、大きな課題となります。

 

そこで、今回はアパートの間取りの例について考えたいと思います。

 

 

1)アパートで人気のある間取りはどのタイプか?

 

まず、アパートの間取りにはどんなタイプがあるのでしょうか?

 

 

(1)アパートの間取りについて

 

不動産屋に行くとアパートは「1DK」「2DK」などと表記されていて、
部屋数が分かる様になっています。

 

しかし、アパートの間取りは部屋数だけでは表現できない部分があります。

 

例えば「メゾネットタイプ」や「テラスハウス」などです。

 

通常のアパートは「フラットタイプ」と呼ばれますが、
メゾネットは1戸が2階以上になっています。

 

 

そして、テラスハウスは一戸建てが連続して繋がっているタイプとなります。

 

そのため、例えば3LDKを考える時、
通常のフラットタイプならば平屋の様に部屋が繋がっていますが、
メゾネットやテラスハウスの場合ですと
1階がLDKと1部屋、2階に2部屋といった構成にもなります。

 

 

(2)人気のある間取りは?

 

人気のある間取りは、1LDK、2LDK、3LDKとなっています。

 

ただし、部屋数で数えるとクローゼットなどのスペースを忘れがちですので、
部屋数に合わせて収納スペースなども考えておくべきでしょう。

 

 

(3)アパートの間取りと専有面積の関係

 

アパートの間取りは部屋数でカウントされることが多いのですが、
実際には収納スペースやキッチンの広さなど、部屋数だけでは見えない部分があるので、
専有部分を平方メートルで把握しておく必要があります。

 

以下は、各間取りと面積の関係です。

 

・1DK … 約30平方メートル
・1LDK … 約38平方メートル
・2DK … 約45平方メートル
・2LDK … 約55平方メートル
・3DK … 約58平方メートル
・3LDK … 約70平方メートル

 

 

(4)浴室とトイレについて

 

アパートの間取りを考える上で大切なのが、
浴室とトイレが一緒になっているか、それとも別になっているかです。

 

この違いは家賃に影響することもあり、
不動産の検索サイトでは「こだわり物件」として「風呂・トイレ別」を選べる様にもなっています。

 

浴室とトイレを別にするかどうかは、客付けの問題と投資金額、
そして家賃との関係があるので、よく吟味しましょう。

 

 

 

2)間取りを考える上でのポイント

 

次に、投資物件の間取りを考える上でのポイントを挙げてみます。

 

 

(1)面積でカウントする

 

アパートの間取りを考える場合、うえでも書きましたが
部屋数で検討しがちでしょうが、面積(平方メートル)でカウントするべき
です。

 

特にアパートを新築する場合、
アパートを建てる敷地面積から建物の延べ床面積を算出し、
専有部分の面積を割って行きます。

 

これは建築コストとも関係するので、面積で考えることがより重要になるのです。

 

 

(2)窓の方向なども考慮する

 

間取りを考える上で意外に重要になるのが、採光の問題です。

 

採光の状態によっては部屋の印象も違って来るので、
同じ面積でも見る印象がずいぶん変わって来ます。

 

窓の方向を十分に検討して、明るい部屋を作りましょう。

 

 

(3)誘導居住面積水準について

 

ひとつの参考として、かつて政府が出した「居住面積水準」というものがあります。
これは一般地域と都市部の面積水準の目安となる提案で、下記の数字になります。

 

一般型誘導居住面積水準

  単身者は55平方メートル
  2人以上の世帯は … 25u×世帯人数+25u

 

都市居住型誘導
  単身者は40平方メートル
  2人以上の世帯は … 20u×世帯人数+15u

 

なお、この数字は賃貸住宅としての付加価値の部分をあまり考えていないと言えます。

 

入居者を集めるためには何かしらの付加価値が必要にもなります。

 

 

 

4)まとめ

 

投資用アパートの間取りを考える時は、
部屋数で考えるよりも面積で考える方がベターです。

 

また、メゾネットやテラスハウスにした方が客付けが良い場合もあります。

 

不動産業者や先輩大家さんに相談し、
間取りは経験者の意見を聞いた上で決めるのが良いでしょう。