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ワンルームアパートを建築する時の間取りは、どうやって決めるのが良いか?

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投資用不動産に新築アパートを選ぶ人は多いのですが、
「部屋の間取りをどうするか」が、迷うポイントだと思います。

 

特にワンルームのアパートを検討している人は、
間取りがシンプルなだけに、考える点も多いことでしょう。

 

そこで、ここではワンルームアパートの間取りを決めるポイントについて、
紹介して行きたいと思います。

 

 

1)ワンルームアパートの間取りは?

 

最初にワンルームアパートの「間取りのパターン」について
おさらいをしてみましょう。

 

 

(1)ワンルームの間取りのパターンは2つ

 

ワンルームの間取りは基本的に2つのパターンに分けられます。

 

1つ目が、キッチンの部分が居室側にある間取りで、
2つ目が、キッチンが廊下側に配置されている間取りです。

 

この間取りの違いはキッチンの使い勝手に差が出て来ます。

 

そのため、間取りのおすすめとしては、
普段料理をする人が対象ならば廊下側にキッチンがある間取り、
料理をあまりしない人ならば、居室側にキッチンがある間取りが良いでしょう

 

 

(2)生活パターンによって需要が違う

 

さて、ワンルームで生活をする人たちも、料理をするかしないかで、
生活のパターンが二分されます。

 

そしてアパートを建てる立場にとっては、
生活する人の需要を読んで間取りを合わせる必要があります。

 

例えば大都市圏の場合、
駅からの距離や商業施設からの距離などで、
そこに生活する人たちの生活パターンを読むことも可能です。

 

駅から至近距離で、しかもスーパー等の商業施設から離れている地域の場合は、
自炊自体がしにくくなるから料理をする人が少ないとか、
あるいは近所に安いスーパーや商店街がある地域だと、
自炊の率が高まりそうだ…といった具合に予測を立てられます。

 

そして、その「読み」を間取りのプランニングに生かすことが可能です。

 

 

 

2)ワンルームアパートの間取りを決める上でのポイント

 

次に、アパートの間取りを決める上でのポイントを挙げてみましょう。

 

 

(1)予算から

 

ワンルームアパートと言っても建てるコストは非常に高くなるので、
コスト削減は非常に大きな問題となります。

 

そのため、逆に、コストを下げる観点から間取りを決めることも考えましょう。

 

例えば、キッチンやユニットバスの配置や仕様によって、
間仕切り壁の配置が違って来たり、
下足入れやクローゼットなどの収納をどうするかで建築コストが変わって来ます。

 

予算に合わせて構成を考えましょう。

 

 

(2)周辺地域のニーズから

 

先にも挙げた様に、アパートを建てる地域の条件から
どの様な人が入居を希望するかが予測可能です。

 

交通機関や商業地域、あるいは学校や病院などの位置を考慮して、
「どんな人が入居を希望するか」を考えて、間取りを決めましょう。

 

 

 

3)ワンルームでも差別化を図る

 

ワンルームは間取りのパターンがシンプルなため、差別化が難しいです。
ここでは差別化の例を挙げてみましょう。

 

 

(1)ロフトの設置など

 

ロフトはスペースの有効活用になるため、差別化を図ることが出来ます。

 

ただし、建築コストは高くなってしまうので、収益性を併せて考えることが大切になります。

 

 

(2)「少し」のアクセント

 

差別化が難しいワンルームですが、「少し」のアクセントが魅力に繋がることがあります。

 

例えば、廊下から居室の開口をアーチ状に丸く取った施工例がありますが、
空間全体が柔らかい雰囲気になり、女性からの人気が出た物件もあります。

 

 

(3)カスタマイズ可とする

 

賃貸不動産は原状回復しての退去が原則となりますが、
そこを敢えてカスタマイズ可とするのも一案です。

 

ただし、カスタマイズと言っても改造を無制限とすると、
主要構造の部分がダメージを受けるリスクも発生し得るため、
賃貸契約書の中でカスタマイズ可能な範囲を明確にしておくことが重要になります。

 

 

4)まとめ

 

ワンルームアパートは間取りがシンプルになるので、
需要の読みと差別化が難しいです。

 

しかし、周辺地域の観察や、
地域の人々の生活スタイルの中にヒントは隠れています!

 

そのため、アンテナを張ることと情報収集に注力することが重要となりますね。