アパート建設費用は全額ローンで出来るのか？頭金はいくら必要なの？
アパート建設の費用については
融資を検討されている方も多いことでしょう。
アパート建設の融資は「全額ローンが可能かどうか？」
も気になるところです。
頭金が必要な場合、
どのくらいの頭金が必要か目安を知りたい人もいることでしょう。
今回は「アパート建設費用は全額ローン（フルローン）で出来るのか？ 頭金はいくら必要なの？」
というタイトルで紹介していきます。
1）アパート建設費用の全額ローンは可能か？
融資については、年収や状況によって異なります。
また、個人的な付き合いで融資がおりやすいケースもあります。
いくつかパターンがありますが
ここでは一般的なケースについて紹介したいと思います。
1-1）1億円以下なら融資がOKな可能性も
アパートの建設費用の融資ですが、
トータル1億円以下だと全額融資が下りるケースもあります。
融資については、いくつか審査ポイントがあります。
まずはそちらをクリアしなくてはなりません。
融資を得るのに大事なのは、アパート投資の計画書です。
多くの人は銀行で融資を受けると思いますが、融資を受ける際、
返済が可能な計画書を提出する必要があります。
ここもシビアにチェックされるので
十分計画性を練ってから提出することが大事です。
1-2）審査は厳しい
アパート投資の全額を融資希望の場合、
審査は相当厳しいと思って間違いありません。
仮に1億円の融資を希望している人で
年収2000万円あっても、
頭金があるのとないのとでは審査の厳しさが異なってきます。
融資の審査は、
・収益の見込性についてはもちろん、
・担保価値
・申込者の社会的信頼度
・申込者の返済能力
などが考慮されます。
職業が「パートの人と正社員の人」とでは
正社員さんの方が社会的信頼度が高いと見なされます。
アパート経営を機に退職を検討している人は
退職前に融資を申請するのが良いです。
1-3）ノンバンク→都市銀行の順で審査が通りやすい
融資の審査については、ノンバンクが通りやすいです。
銀行については金利が安いのですが、
全額融資だとなかなか審査に通らないケースも少なくありません。
銀行で融資を受けられない場合は、
「ノンバンクで金利の安めのところを探す」のも1つの手段です。
またハウスメーカーなどで融資を実施していることもあります。
こちらについても利用を検討してみるといいでしょう。
2）頭金はやはり用意したい
アパート建設で全額ローンが可能なケースもありますが、
頭金は基本的に準備しておきたいところです。
ここでは頭金があった方がいい理由について紹介していきます。
2-1）頭金があると計画性があると判断されやすい
融資の審査で「頭金」があると、計画性があると判断されやすく
融資もおりやすくなります。
「全く頭金がない状態だと融資が通らなかった！」
という人も、
頭金を用意して再度融資を申し込みすれば
融資が通る可能性があります。
めげずにチャレンジしてみましょう！
2-2）頭金が1割あると融資もおりやすい
頭金の目安ですが、1割ほど用意しておくと比較的融資もおりやすくなります。
「1割は最小限」なので、可能であれば
もっと多くの頭金があった方がさらに融資は通りやすいです。
2-3）頭金で貯金を使い果たすのはダメ
頭金が多くあった方が、アパート建設費用のローンは通りやすいのですが、
貯金が全く残らなくなるような「無理は禁物」です。
子供の進学や親の介護など、ライフイベントの際は何かと出費がかさみます。
これらのイベント時に、手元に貯金が全くないのは、非常に困ります。
頭金と融資、あわせて無理のないプランを選ぶことが大事ですね。
3）最後に
今回「アパート建設費用は全額ローンで可能かどうか？」
という点にスポットをあてて紹介してきました。
基本的に頭金は費用全体の1割を目安としたいところです。
アパート建設費用のローン融資については、
現在の仕事状況も審査対象になるため、
退職を予定されている方は在職中を狙って申請することをおすすめします。
頭金が少ない場合、ローコストアパートを検討されるのも良いでしょう。
参考記事：ローコストアパートはナゼ安くできるの？そのカラクリを説明します