アパートを建築するなら、大手ハウスメーカーと地元の工務店のどっちが良いのか？
投資用物件に新築アパートを選ぶと、
どこの会社で建てるかについて悩むかと思います。
と言うのも、マイホームならば住宅展示場などでチェックが出来ますが、
投資用アパートだとそうは行かないからです。
また、更に悩むのが地元の工務店の存在です。
腕の立つ職人の技は魅力があります。
そこで、ここではハウスメーカーと地元の工務店について、
アパート建築に関して比較したいと思います。
１）投資用不動産としてアパートに求められるポイント
投資用アパートに求められるのが、第一に客付け力と言えるでしょう。
そして、客付けのためには「立地」と「仕様」が大きなポイントとなります。
（１）立地と仕様を考える
アパートは入居者のニーズに合わせる必要があります。
そのためには立地条件を検討し、建物の仕様を決めなければなりません。
駅からの距離や、設置してある設備の良し悪しがポイントになるので、
必要な条件を洗い出しておくと良いです。
（２）建築コストを抑える
投資用物件は利回り確保のため、投資金額を抑える必要があります。
アパートの場合では投資金額のメインとなるのが、
土地取得とアパート建築、そして諸費用になります。
この中でも、立地は重要になってきます。
そのため、アパート本体の建築コストを抑えることが、トータルでの投資を抑える上で重要になります。
（３）検討はバランス良く
投資金額を抑えるからと言って、設備の仕様をケチることは賢明ではありません。
家賃の確保のためにも、バランスの良い判断をする様にしたいものです。
２）ハウスメーカーと地元の工務店の特徴
ここでハウスメーカーと、地元の工務店の特徴を挙げてみたいと思います。
（１）ハウスメーカーの特徴
ハウスメーカーのアパートの特徴は、非常に品質の点で優れることです。
構造、設備、デザイン性など、どれを取ってもハイスペックと言えます。
また、アフターサービスのレベルも高いです。
しかし、ハウスメーカーのアパートは、
非常にコストの掛かる点がネックになります。
確かにマイホームの場合は「一生の買い物」と考えることも出来ますが、
アパート投資の場合は、投資額を抑えることや
売却まで考える必要があるので、難しい課題となります。
（２）地元工務店の特徴
地元工務店の特徴としては、非常に細かい部分まで相談が出来る点が魅力です。
基本的には一品物としての対応になりますので、
土地や費用などの条件を加味して相談に乗ってくれます。
ただし、工務店の場合は「作れるアパートが限られる」デメリットがあります。
と言うのも、特に鉄骨系のアパートだと、ハウスメーカーの方が強いです。
しかし、工務店の場合だと木造系が主流になってしまいます。
３）投資物件としてはどちらを選ぶか？
それでは、投資用アパートを発注する場合、どちらを選ぶべきでしょうか？
（１）建築コスト面で考えると
建築コスト面で考えるならば、やはり工務店の方に軍配が上がることでしょう。
ハウスメーカーの建物は、設備や仕様も一級品ですが、価格もやはり高くなってしまいます。
（２）仕様面で考えると
仕様面で考えるならば、やはりハウスメーカーの方が良いです。
特にハウスメーカーの鉄骨系のアパートの場合、
耐震性などの品質は群を抜きます。
また、ハウスメーカーの場合は最先端の建築技術を応用している場合も多いです。
（３）アドバイザーと相談する
迷ったときは相談に限ります。
コストと設備でどちらを取るかは、その土地によって変わります。
ハウスメーカーや工務店、不動産屋さん等に相談してみましょう。
また、最近では金融機関が不動産投資コンサルもやっていますので、
相談も可能となっています。
４）まとめ
ハウスメーカーと工務店、どちらも一長一短なので、
最終的には「合うか合わないか」で決まります。
ただ、迷った場合には相談が必要ですので、
専門家や不動産関連会社さんと相談をする様にしましょう。
下記のサイトでも、専門スタッフに無料で相談に乗ってもらえます。