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ローコストアパートを建築するメリットとデメリットとは?

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メジャーなハウスメーカーのアパートは、デザイン性や設備など
仕様面で非常に優れていますが、価格的に高いです。

 

その一方で、ローコストで建てられるアパートがあります。

 

両者はコストと仕様で異なりますが、
それをアパート投資の観点から考えた場合、
メリットとデメリットはどうなるのでしょうか?

 

 

1)アパート投資のポイント

 

 

ここで、アパート投資をする上でのポイントを挙げます。

 

(1)利回りの計算を覚える

 

アパート投資の利益の計算は、一般的には利回りとなります。

 

ですから、利回りの計算について覚える必要があります。
利回りは一般的に、収益を投資金額で割った値を指します。

 

1億円の物件を買って1,000万円の収益があった場合は、利回りは10パーセント

 

といった具合です。

 

 

ところで、アパートを運営すると、様々な必要経費が発生します。

 

例えば修繕費などです。

 

そして、実質的な利回りを計算する場合は、この必要経費を計算に入れることが重要です。

 

計算例としては、
先の式に経費分が100万円かかるとしたら、
1,000万円の収益から経費分100万円を引いた値の900万円を、1億円で割ります。

 

そうすると答えは900万円となり、利回りは9パーセントとなります。

 

利回りの計算としては、こちらの式の方を使います。

 

 

(2)物件について知る

 

ローコストアパートの特徴は、その名の通り、コストが安く済むことです。

 

価格帯としては、ハウスメーカー製のアパートよりも3割くらい値段が下がります

 

そうなると、ローコストアパートの品質に疑問を持ちそうですが、
決して粗悪な物とは言えません。

 

と言うのも、コストダウンの秘密は、部材の規格化や大量発注にあるからです。

 

 

ローコストアパートは、
確かにハイクラスのハウスメーカー製アパートと比較すると、見劣りするかも知れません。

 

しかし建築物としては十分な性能を持っており、快適な生活が可能となっています。

 

 

 

2)ローコストアパートを建築するメリット

 

 

ここで、ローコストアパートを建築する意味を、
アパート投資の観点から見てみましょう。

 

(1)投資額が抑えられる

 

アパート投資をはじめるにあたっては、投資用のアパートが必須になります。

 

ただ、アパートの建築費は非常に高額になるので
簡単に出せる金額ではありませんよね。

 

ローコストアパートの場合は、ハウスメーカーのアパートよりも
3割程度のコストダウンが見込めるので、その分アパート取得が容易になります

 

 

(2)ローンの返済の負担が少ない

 

アパートの建築費は数千万円にも及ぶため、
即金で用意できる人は少数派になります。

 

そこで利用されるのが、金融機関のアパートローンになりますが、
アパートローンは住宅ローンよりも金利が高いため、返済が厳しくなります。

 

しかし、ローコストアパートを建築するならば、
もともとの価格が安くつくので、ローン返済の負担も少なくなります

 

 

(3)高利回りが狙える

 

利回りの計算は、
「収益から必要経費を差し引き、その値を投資額で割る」計算になります。

 

ですから、分母となる投資額が少なくなれば、それだけ利回りが高くなります。

 

先の計算を挙げると、投資額が3割減ると、1億円が7,000万円にまで下がります。

 

そして、この値で収益の900万円を割ると、約12.9パーセントの利回りとなりますね。

 

 

 

3)ローコストアパートを建築するデメリット

 

 

それでは、ローコストアパートを建築するデメリットは無いのでしょうか?

 

ローコストアパートのデメリットを挙げてみます。

 

(1)アパートのデザインが選びにくい

 

ローコストアパートは、
部材を規格化することと、住宅設備を大量発注することによって価格を下げています。

 

ですから、出来上がるアパートは、どうしてもデザインが画一的になってしまいます。

 

 

(2)設備のグレードが落ちてしまう

 

住宅設備には、価格によってグレードがあり、機能や素材などが違って来ます。

 

例えば、浴室などは「高級グレード」の場合は、
「床面が掃除がしやすいなどの機能的な素材」が用いられていたりします。

 

しかし「普及グレード」では、
その様な機能性のある素材が使われていない場合が多いです。

 

 

(3)耐久性があまり高くないとも言われる

 

ローコストアパートは、建築物としては性能的に十分なのですが、
大手ハイクラスのハウスメーカーのアパートと比較して、性能的にあまり高くないと言われています。

 

そうなると、修繕費が余計に発生する場合も考えられ、必要経費が膨らみます。

 

すると収益を圧迫してしまい、利回りが落ちる場合も出てくるのです。

 

 

 

4)まとめ

 

建築物としては劣勢になりうるローコストアパートですが、
「アパート投資」の観点から考えると、
上のとおり決してデメリットだけではなく、メリットも多くあります

 

実際に投資をスタートさせる時には、複数のグレードで相見積もりを取って
メリットとデメリットを総合的に考えることが大切になります。

 

 

「アパート建設費用の一括見積り」「アパート経営プランの比較」方法については、
下の記事もご参考にされてください!

 

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