コーポの建設費用を抑えるため、建築時に気を付けるべきこと
コーポ(アパートと同意で書いてます)を建てる場合に、
建設費用を安く抑えることは、とても関心があることだと思います。
今回は「コーポの建設費用を安く抑えるために、建築時に気を付けるべきこと」
をまとめてみました!
1)コーポは収益を出すのが目的
コーポ建設にあたり、きっと、あなたの思うプランがあることでしょう。
「夢あふれるコーポを建設したい!」といった思いも、あるかもしれませんね。
しかし、コーポ建設で大事なのはあくまで収益です。
収益の見込みがなければ建設しない方が良いです。
収益ありきであることを、今一度念頭に入れてくださいね。
1-1)コストパフォーマンスを最優先に
新築コーポの設備の場合、
つい「あれもほしい、こんな設備も入れたい」となりがちです。
自分で手掛ける新築コーポとなればそうなる気持ちもよくわかりますが
大事なのは「コストパフォーマンス」です。
コストパフォーマンスをいかにして効率アップするか、
とことん追求する気持ちで、設備を選んだり
収益計算をすることが大事ですね。
1-2)点検・修理がしやすい建物にする
収益性の高いコーポを建設するには点検・修理がしやすい物件であることが条件の1つです。
そうなると、デザインもオーソドックスになりがちですが
ここは大事なポイントなのでしっかり注意しておきましょう。
2)規模が大きくなると坪単価は安くなる
規模が大きすぎると初期費用も多く必要となるので、
初めてのコーポ建築でしたら
ほどほどの大きさでスタートする方がよいでしょう。
しかし、コーポの建設も、規模が大きくなると単価が安くなることがあります。
コーポ建築の規模が大きくなった場合、
同じ材料を多数仕入れるなど、仕入れの面でメリットが出てきます。
同じ建物をいくつか建設する例がありますが
これはコスト削減の一環でもあるのです。
少数ロットでの購入と大量購入では、
大量購入の方が材料の単価も落ちますよね。
例えば2棟建設予定なら、
まったく同じ建物を2つ建設した方がコスト的にメリットが出るケースも多くみられます。
1つずつ違う建物にしたいという好奇心は理解できますが、
建築費用の面でいうと、同じデザインの建物の方がメリットが出やすいのが特徴です。
2-1)小規模だと損をする可能性も
予算の関係で「小規模コーポ」の建設を進める予定の人は特に、
「利回り」を計算してみることをおすすめします。
確かに小規模にすることで建築コストは下がりますが、
その分「利回り」も下がり、
場合によっては大幅に収益がダウンしてしまうケースもある
ので注意が必要です。
もちろん、利回りはあくまで予測であり、
実際にその通りに運営できるかどうか保障はありません。
しかし利回りの計算こそが投資のスタート段階であり
利益が出る条件を満たさないのであれば、計画中止も検討する必要がありますね。
3)コーポのおおよその坪単価
木造コーポの建設費用相場ですが、
おおよそ一坪当たり50万円から70万円ほどと考えておけばよいでしょう。
高級なものになると坪単価80万円以上になる場合もあります。
賃貸用コーポを建築するならば、
20年〜30年先のメンテナンスのことも考えながら
建設費用を考えていくことが大事になりますね。